KYOCERA 近未来story 中川翔子のG<ギザ>サイエンス! JOLF AM1242/FRIDAY 24:30〜25:00 ON AIR! メールはこちら
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今週の研究内容
090327.九州大学大学院/味覚を測る
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090320.東京理科大学/アポトーシス
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090306.筑波大学大学院/体性感覚メディア
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京セラ 株式会社
株式会社 日経サイエンス
研究内容
参加ゼミ
2008.03.29 放送
東京大学大学院 理学系研究科 
地球惑星科学専攻
日比谷 紀之 研究室
極域近くで強く冷却されて沈み込んだ海水は地球気候をコントロールする程の熱を運びながら1000年以上の歳月をかけて全球の深層を巡り、やがて、表層のより暖かい海水と混ざり合うことで軽くなって浮上し、極域へ戻っていく。
この深層水の浮上に関わる海水混合は、主に、潮汐流が海嶺や海山にぶつかることで引き起こされている。この意味で、深層海洋循環は「月」の存在によって維持されているといえよう。日比谷研究室では、この海水混合がどこで・どれだけ・どうやって起こっているのか、そして、それが深層海洋循環をどのようにコントロールしているのかを、深海乱流計を用いた観測やコンピューターによる実験を通じて研究している。
本日の研究レポート
諸君2週間ぶりのご無沙汰だった。ギザサイエンス研究所の博士だ。

さて、29日の放送を聞いてもらった君らはもうご存知だと思うが、
2007年の10月からはじまったこの「中川翔子のGサイエンス」はこの放送をもって、土曜日が終了して・・・
ニッポン放送では金曜日の夜12時10分から40分にお引越しをする。
「フライデーナイト・サイエンス」だ。(意味ない英語化)

4月からは金曜日の夜にダイヤルを合わせて聞くように。
さらに!さらにさらに!
春からは、なんと大阪のラジオ大阪さん、京都のKBS京都さん、そして福岡の九州朝日放送さんでも
この番組がネットされる事が決定しまんた。すごいのぉ。
それぞれの放送時間は、各放送局のHPで確認してくれたまくれたまえ。

そんな『新たなる旅立ち』を前にした3月最後の放送では、
東京大学大学院・理学系研究科・地球惑星科学専攻・日比谷研究室の皆が来てくれた。
日比谷紀之教授率いるこの研究室が研究しているのは、深層海洋循環。
海の水が深い場所ではどんな風に動いているのかを研究しておるのだ。
南極や北極などの極地で冷たくなった水は、この地球を大体2000年くらいかけて
ゆっくりゆっくりと循環しておるのだそうだ。この海水の混ざり具合がわかると、
長期的な気候変動のメカニズムが解明されるかもしれないというのだから、大事な研究なのだ。

今回出演してくれたのは
岩前 伸幸(いわまえ・のぶゆき)さん
田中 祐希(たなか・ゆうき)さん
横田 華奈子(よこた・かなこ)さんの3人。

横田さんなどは、船に乗って、実際に世界の海に出かけて実験をしている。
アラスカやハワイやタヒチや色んなところに行くのだ。深海もまた人類未踏の領域。
果敢に研究を進める日比谷研の諸君!海水循環の事は任せたぞ!(えらそうだな。ワシ)

そんな訳で、4月からは、ニッポン放送では金曜日の夜12時10分スタート!
これからもメールを待っておる。
そうそう。4月からはメールアドレスが変わるぞ。
giza@allnightnippon.comだ。
頼む頼む。これからも中川君とギザサイエンスを頼む。