KYOCERA近未来story 中川翔子のG(ギザ)サイエンス
プロフィール
中川翔子
shoko nakagawa


生年月日:1985年5月5日
出身地:東京
血液型:A型
趣味:映画鑑賞・お菓子作り グッズ収集(ブルース・リー、松田聖子、戦隊もの)
特技:広東語・イラストを書くこと(楳図かずおタッチ)
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関連サイト
KYOCERA
日経サイエンス
中川翔子のG(ギザ)サイエンス!04.04ギザリニューアル!
番組インフォメーション
もしも、タイムマシンに乗って未来の世界を覗くことができたなら?
誰もが一度は、こんなことを考えたことがあるはずです。そんな皆さんの夢を叶えるのがこの番組、
KYOCERA近未来STORY『中川翔子のG(ギザ)サイエンス!』です。
「21紀には車は空を飛ぶようになる・・・」、「手のひらサイズの電話を街中の人たちが普通に使っている・・・」20世紀の 後半にはこのような未来予想図が盛んに叫ばれ、人々は夢踊っていたものでした。
時代は変わり21世紀!あるものは現実に、そしてあるものは引き続く課題として残りました。
テクノロジーが実現させる夢の世界を・・・現段階では空想でしか有り得ない「近未来の世界」を、中川翔子と科学の最先 端を研究する学生のみなさんとで解き明かしてきます。
科学的根拠に立脚した”ギザ面白い!”迫力のサイエンスエンターテインメントプログラムにご期待ください!
参加ゼミ紹介
強相関エレクトロニクス!!
十倉研究室では、強相関エレクトロニクスという、
全く新しい原理のエレクトロニクスの実現に向け、
基礎研究を進めています。
現在の(パソコンやフラッシュメモリの)エレクト
ロニクスでは、一つの電子を精密に制御することを
目指していますがそれに対し、強相関エレクトロニ
クスは一度にたくさんの電子を制御することを最大
の特徴としています。電子はたくさん集まることに
より、電気を運ぶ以外の役割、例えば、磁石として
のはたらきや、ものの色を変えるはたらきを示すよ
うになります。このような電子たちの「七変化」を
自在に操ることにより、これまでになかった多機能
をもつ電気磁気素子を簡単に作ることができ、超低
消費電力・大容量のパソコンや、高精細な(ナノス
ケール)ディスプレイ等の応用につながります。
研究室では、見た目は石ころでも、電子の活躍によ
り新機能の宝庫となる物質の設計や作製など
いわば「現代の錬金術」、に挑戦しています。
メッセージ&ニュース
2008,01,13 更新
電子のウィンク!
これだけ毎日毎日電気の恩恵を受けながら、「電気とは何か」と聞かれると
ハテ!?と悩んでしまう。そんなワシじゃ。

電気とは、滅茶苦茶簡単に言えば電子の動きである。
電子が動く事によって電流となり、その動きを制御する事によって様々なパワーを
得るわけだな。しかし、電子というこの現代世界の中でも最も小さな存在は、
これだけ地球上で使われながらも、まだ完全に解明されているわけではない。
まだまだ秘められた能力が存在する。

例えば、たくさんの電子が集まる事によって磁力を出したりもする。
この能力を引き出す事によって例えば、パソコンの中の立ち上げと
記憶を同時に行うことも出来るようになるというのだ。
これだけ科学が進んでも、どうしてもパソコンを立ち上げるときの時間というのは、
即ち、電子を一つの仕事にしか使えなかった事による。
へえー。ワシ、はじめて知ったぞ。

そんな、嬉しい未来を研究しているのが、
東京大学工学系研究科物理工学専攻・十倉研究室だ。
酒井 英明(さかい・ひであき)さん
藤岡 淳(ふじおか・じゅん)さん
山崎 裕一(やまさき・ゆういち)さん
この3人がやってきてくれて、嬉しい話を聞かせてくれた。
電子の世界はまだまだ無限の可能性を秘めている。その世界を突き進む
彼らの姿は素晴らしい!

電気は、日常生活の中では、もはや完成している。
けれど、そこにまた新しい可能性を探す。
そして新たな地平を求める。
これは、多重宇宙と言ってもよい。そしてそこに必要なのは意思だ。
「疲れる」人はダメだ。新しいことがあればあるほどワクワクする人がいい。
孫悟空風に言えば「オラ、ワクワクしてくたぞ!」だ。

いつも思うのだが、この十倉研もまた休日返上で電気が消える事はない。
毎日毎日、楽しんで頑張っている。
これからも是非楽しんでくれ!
そして、いつか自分自身が本当に嬉しい発見や開発をしてくれ!
それまでワシは、時間のかかるPCでも全然我慢する。
科学はいつも、新しいハーモニーを求めている。