早いもんで最も爽やかな五月も、薫風とともに去りぬ。
手帳で今月を振り返ってみると、15本。
まぁ、我ながら、よく行ったと思います。
あと1本行くつもりですから、16本。
2日に1本以上、ということに。
これ、べつに倒したお銚子の数でも、一升瓶の数でもありません。
わたくしが今月、行った、出かけた、観た「実演」の数です。
今、あまり、実演なんて言わず、
「ライブ」ってなことを言いますが、
ものによっては、実演がピッタリ来るものもあります。
新宿のグランドキャバレー「クラブハイツ」の
大西ユカリと新世界なんて、まさにそういう雰囲気。
そこは、たしかに新宿なんですが、
見事に浪花化、新世界と化しています。
最高のノリ、歌唱力、演奏力、企画、構成、
そしてサービス精神、えらいもんでした。
芝居でもコンサートでも、魅力は、いかに現実から離れた
虚構の世界に遊べるかということにあります。
ところが、中には現実以下、あまりにつらくて観てるほうが、
下向いちゃって途中で帰ってきちゃったものも。
それでも、私は最後近くまで、我慢を重ねて会場にいたのですが、
私を誘った奴の直属の上司は、一部が終わったところで、
耐え切れずに出てきたと。
「よく、後半までいましたね」だって。
まぁ、こういうのもあるから、素晴らしいものに出くわしたときの
感激が増すということになるんでしょう。
だから、玉石、色々、観なくっちゃね。
今週土曜日、5月28日から、お洒落な朝刊紙、
「フジサンケイ ビジネスアイ」で
実演、ライブの評を含め、
「つかちゃんの笑window」という連載を始めます。
ぜひ、お読みください。
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