1242 ニッポン放送
つかちゃんコラム
塚越孝
塚越孝
column
5月25日

早いもんで最も爽やかな五月も、薫風とともに去りぬ。
手帳で今月を振り返ってみると、15本。
まぁ、我ながら、よく行ったと思います。
あと1本行くつもりですから、16本。
2日に1本以上、ということに。

これ、べつに倒したお銚子の数でも、一升瓶の数でもありません。
わたくしが今月、行った、出かけた、観た「実演」の数です。
今、あまり、実演なんて言わず、
「ライブ」ってなことを言いますが、
ものによっては、実演がピッタリ来るものもあります。

新宿のグランドキャバレー「クラブハイツ」の
大西ユカリと新世界なんて、まさにそういう雰囲気。
そこは、たしかに新宿なんですが、
見事に浪花化、新世界と化しています。
最高のノリ、歌唱力、演奏力、企画、構成、
そしてサービス精神、えらいもんでした。

芝居でもコンサートでも、魅力は、いかに現実から離れた
虚構の世界に遊べるかということにあります。
ところが、中には現実以下、あまりにつらくて観てるほうが、
下向いちゃって途中で帰ってきちゃったものも。
それでも、私は最後近くまで、我慢を重ねて会場にいたのですが、
私を誘った奴の直属の上司は、一部が終わったところで、
耐え切れずに出てきたと。
「よく、後半までいましたね」だって。

まぁ、こういうのもあるから、素晴らしいものに出くわしたときの
感激が増すということになるんでしょう。
だから、玉石、色々、観なくっちゃね。

今週土曜日、5月28日から、お洒落な朝刊紙、
「フジサンケイ ビジネスアイ」で
実演、ライブの評を含め、
「つかちゃんの笑window」という連載を始めます。
ぜひ、お読みください。





 
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