1242 ニッポン放送
つかちゃんコラム
塚越孝
塚越孝
column
6月15日

「ハツラツ人生オン&オフ」のコーナーは、
原則、オフの状態で話を伺うので、
基本的にご自宅をつないで…というスタイルをとっていますが、
初めて、スタジオにお越しいただきました。

「近いから、あたし、行っちゃうわよ」と
威勢良くとんできてくれたのが、三遊亭小円歌さん。
おまけに、ご覧のような艶やかな着物姿で。
粋ですねぇ、かっこいいですねぇ、
小股の切れ上がったいい女って感じ。
また、喋りも、唄も三味線も、放送でお聴きいただいた通り、
さすが、わが国に二人しかいない芸の継承者であります。
辛口でならす報道部の文ちゃん、宮崎文子デスクが、
家で聴いていて「小円歌さんって知らなかったけど、いいわねぇ」と、
すっかりファンになった様子。

文ちゃんという女は、わたくしの先輩アナウンサーで、
常識、良識、博識を兼ね備えているのですが、
なんせ山の手育ちのお嬢で、下町とか寄席とかに疎いというか、
それが絶賛ですからね。
小円歌は、同性にも受けると、改めて認識、
私としては嬉しい限りです。

もう一人、放送でちらっと言った、わが社の熱狂的小円歌ファン、
小山経理部長は、その日は休演なので、
翌日、浅草演芸ホールに出かけ、あそこは客も出演者も
同じ出入口なので、声でかけたと。
「私、ニッポン放送の…」と言うや否や、
「あぁー、経理の…」とすかさず、返ってきたそうです。

皆さんも、気持ちのいい浅草っ子の典型、
三遊亭小円歌さんを、どうぞ御贔屓に!




 
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