1242 ニッポン放送
つかちゃんコラム
塚越孝
塚越孝
column
9月24日

2007年問題。
団塊の世代の定年退職に向けて、既に大卒理科系は、売り手市場に。
さらに高卒の求人倍率は、七年ぶりの高倍率と
けっこうな話になってきました。

一方で、優秀な技術者が、ごそっと抜けて
日本の製造業が危ないという指摘もありますが、
秀でた人は、そのまま請われて、今度は余裕持って働きゃいいし、
普通の大方は、余裕綽々でやってほしいと思うのです。

昭和三十年生まれ、団塊の後輩世代のわたくしは、
いい手本を見せてほしいと願うものです。
競争競争で生き抜いてきた先に、何があったのか、示してほしい。

先日、浅草演芸ホール、中入り、隣り合わせた白髪の男性と
落語談義に花を咲かせた。
よく観てる、聴いてるのが、話しっぷりから、よーくわかる。

柏(千葉県)から東京駅までの定期券を見せてくれた。
何十年と日本橋に通うサラリーマンだったと。
今は、通いなれた景色でも、途中で、降りたことのなかった駅を出て、
知らない街、通り過ごしてきた街を歩いたり、
そこにある図書館に行ったり、映画館をのぞいたり、
こうして寄席まで来たりの日々でね、と笑った。
自然ないい笑顔。
この方が、女房ともいい距離を保てるんですよとも。

こういう、金と時間がある人が、
これからの文化を支えていくんだろうなと、漠と思った。
時間をもてあましているときは、得てして金がない。
金が稼げるようになると時間がない。
そんなときには、女がいないと。

団塊から四十代半ばまで、今日(9/24)、明日(9/25)、
時間と懐具合に余裕があって、すぐに行動を起こせるパワーを
持続している方は、今すぐ、予約してお出かけください。
もう、四日間終わってしまい、残すは、今日と明日の四回のみ。

所は駅近、品川プリンスホテル内のお洒落な「クラブeX」。
ここで、オールナイトニッポンエバーグリーン
二周年スペシャルライブと銘打って、
「フォークのカリスマが帰ってきた!」。

出演は、初日、杉田二郎、ばんばひろふみ、高石ともや。
二日目、マイク眞木、ブロードサイドフォー、山本コウタロー。
三日目、ビリバン、ブレバタ、BUZZ。
一昨日、チェリッシュ、紙ふうせん。
今日は、山本潤子に鈴木康弘、細坪基佳が組んだSong For Memories。
明日が、五つの赤い風船、なぎら健壱、山田パンダと、まぁ、豪華。

司会は、団塊の兄貴、伝説のDJ、わたくしの大先輩、
齋藤安弘アナウンサー。アンコーさんが出来ない日は、私めです。
詳しいこと、予約は、東京03−3498−9999まで。
(キョードー東京)
1ドリンク付きで8800円。
一杯ってわけにゃいかない人は、ま、一万円か。
一アーティストに絞って、5〜6千円ならいいのにと思いますが、
団塊の世代はそういうケチなこたぁ、言わねぇか。




 
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