1242 ニッポン放送
つかちゃんコラム
塚越孝
塚越孝
column
5月20日

よく聴かれます。
ラジオとテレビは、どう違うか?と。
あまりなかったなというのが感想で、
ラジオ、テレビのスタッフ、
そして、聴いて観ていただいた方々に感謝、感謝です。
流れにのって楽しい雰囲気でデビューすることが出来ました。

番組は「CSまる生」という
アナウンサーが持ち回りで担当する情報ワイド。
女子アナ好きは、誰がどんな野郎と組むか興味津々だそうで、
わたくしの相手は、産休明けの梅津弥英子アナウンサー。
土曜昼からなので、朝のラジオで予告。
いい形の連繋が出来ました。
ラジオは曲が大事。
季節や天候に合わせて選曲するので、
一曲目は、当日の朝、決定。
南條仁ディレクターが決めかねていたので、
「たまには洋楽なんかどう?」
「爽やかなポップスで」
「うん、ABBAかな」
「OK、曲は?」
そこで私が「thank you for the music」を提案。

成功している番組は、ABBAのように男女のハーモニー、
掛け合いが上手くいっている。
お陰さまで「おはよう有楽町」は、
新潟テレビ21出身の山本郁さんを、
田舎者だ飲兵衛だとイメージ付けして親しまれています。

さて、梅津弥英子アナ。
以前、ニッポン放送のラジオチャリティミュージックソンの
中継に来たとき、爽やかで綺麗という印象、
それと産休というデータしかないので
「産休フォーザミュージック」と曲を紹介がてらやったら、
ばかばかしくていいやとラジオにもテレビにも山のようなFAX。

終了後、山手線、ゆりかもめを乗り継いでお台場へ。
前日夕方からニッポン放送に入り二千通の葉書に目を通し、
一部コーナーを録音したりで、二時間の仮眠をとっただけなので、
真っ先にフジテレビ二階の大浴場に向かいました。
頭も体もさっぱりしてメーク室へ。
もう、梅津アナは座っていて、
「産休明け、最初の仕事ですから」と笑いながら、
髪の毛を含めて入念なメーキャップ。

いざ、スタジオ入り。
驚きました。
私が座る司会席の後にはカラフルな番組タイトル「まる生2006」、
脇に白地に赤、青で染めた「おはよう有楽町」の手拭が。
白石一幸プロデューサーに名刺代わりに渡したものですが、
慣れない私を盛り上げるために飾ってくれた。
さらに、「この曲を用意しましたが、どのタイミングで掛けましょうか」と
言って差し出したのが「つかちゃん音頭」。
とっくに廃盤の曲なので、「フジの資料室に?」
「えぇ、探しました」
いやぁ、涙が出るほど盛り上げてくれますねー。

本番は、梅津アナが「すごいテンションですねー」と呆れる程で、
勢いに任せてあっという間の二時間弱。
最もラジオと違う点で心配していたカメラ目線も、
福井謙二アナから「バッチリだったよ」と言われ一安心。
ニッポン放送OBからは「ラジオ時代、ステージや講演の職内
(内職、つまりアルバイトのこと)に精を出していただけのことはあるな」と
ギクリとする指摘がありました。




 
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