「番人よ辞しておでんの俚諺知れ」
昨日の続き、というラジオの名番組がありましたが、
わたくし初めて小欄にて、昨週の続きを、
どうにも気持ちが収まらないので認めることにいたします。
ひとつネタで2週にわたることをご容赦ください。
踊った奴が逮捕され黙り続けて出てきたら、
次に、踊らせた奴が逮捕される前に喋り続けて入って行った。
顔を見せない出資者出でよと言ってたら、想定外の人物登場。
♪これは呆れた驚いたってエノケンの名曲ですね。
福井さんの年代なら知らないたぁ、言わせない。
通貨の番人だと。
何をぬかしやぁんでべら棒め。
もうね、首を刎ねられる前に、自ら国民の前に差し出すべきです。
謝って済む話じゃぁ断じてない。
改革を標榜する人たちは、なぜ斬らないのか、
首根っこ押さえてうまく使おうという魂胆か。
差し出すか、バッサリやるか、どっちが早いか見もので、
他の選択肢はありますまい。
発覚から早や10日。
本日までに「首」の動きがなけりゃ、怒りを爆発させましょう。
34年前の今日は、アメリカの健全性をなんとか保った
ウォーターゲート事件が発覚してから丸一週間、
大統領の犯罪を許さないと怒りが沸点に達した日として、
歴史に刻まれてはいませんが、そんな日です。
日本が、痛みを負いながらも確実に改革の道を歩んでいるのか、
結局、足立区で問題となった逆の、
「上層社会」でよろしくやっているのか、
さぁ、どっちなのか。
まぁまぁ、なんですねぇ、お平らに、なんて収めちゃいけません。
総裁の首ひとつ跳ばしただけで変わらんよ、
根は深いよ、などと訳知り顔も、もう、たくさん。
国民には、景気は回復途上にあると白髪に皺のソフトムードで語り、
超低金利を強いて強いて、てめぇは、いや、ご自分は、
1000万円もの余裕資金があって、
実際、もっと、お有りなのでしょうが、1000万円も拠出して、
それがなんと6年あまりで倍以上の2231万円になったって、
これ、恥ずかしくないですか?
♪あなた任せの風来坊と、さっきの唄は続きますが、
こんな無神経に金儲けをしていた奴に番人を任せていたなんて。
落語では、こう、教えています。
「直に冠かぶらず、おでんに靴を履かず」ってね。
どういう意味です?
そりゃお前、冠をかぶる時に直にだと痛いから、布でもあてなよ。
おでん屋でおでんを食う時は、靴なんか履いてたら、
おでん屋のおやじが、この人は、食い逃げして駆け出したら、
靴を履いてるからきっと早ぇだろうなぁ、と。
日銀総裁もこれを知ってたら、
買い占め屋に直接、金を出すこともなかったろうし、
おでん屋のおやじを心配する庶民性も、
持ち合わせていただろうと思います。
まぁ、最高度の中立性と透明性を求められるお立場の方が、
このまま辞めたとしても食い逃げみたいなもんですがね。
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