メジャーリーグパーソナリティ日記
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メジャーリーグパーソナリティ
MBL Personality Diary
洗川雄司
10月 3日   あ、もう10月。やっと更新です・・・(反省)。

この日記の更新をすっかり、忘れてました。
今年も、『ごめんなさい』。

3年連続4度目のメジャーリーグパーソナリティとなった
入社8年目・31歳・独身・身長157センチの洗川雄司です。

米国滞在2ヵ月を過ぎました。

プレーオフ進出が13年連続で途切れた
ヤンキースの取材から離れ、
今、西海岸カリフォルニア州アナハイムです。

今年も10月に入ってプレーオフが始まりました。

レッドソックスは、敵地アナハイムで
エンゼルスとの初戦を制したばかり。



さて、米国は今年、大統領選挙の年。


あと1ヵ月。
11月4日には本選挙です。


日本も同じ時期に総選挙になるのか・・・??


それはさておき、
ここ3年、米国にちょくちょく滞在してますが、
あんまり変わらないなぁ・・・と思うことが多々ありまして。


例を挙げれば、国内を飛び回る航空会社。
相変わらず、「乗せてやってんだ」という意識が強いですね。
客の手荷物を放り投げる係員がいますからね。

空港のセキュリティチェックを担う
交通安全局(TSA)の職員の居丈高な態度も変わらず。

時折、訴訟になったりしているようですから、
我々、外国人でなくとも、
このあたりのいい加減さは問題視されてるようです。


もう一つ、挙げたいのは環境意識の低さ。

ゴミの分別ひとつとっても、
あまり進んでいるとは言えません。

球場のレストランでは、
プラスチック製の食器類など、
毎日、ゴミ箱いっぱいに捨てられています。

あ、そうそう、
米国の豊かな生活のイメージで
『天然芝』を思い浮かべる方が多いと思いますが・・・。

あれだって、環境という視点から見たら、
トンデモナイものです。

球場の天然芝は、まだしも、
自宅の庭に、街の公園にと
やたらと天然芝を植えているのが米国。

「緑があることは良いことだ」と思われるでしょうが、
要は、『人工的に作られた緑』だということ。

天然芝が本来育つような環境なら良いんでしょうが、
カンカン照りで乾燥した土地にまで
天然芝をムリヤリ植えています。

当然、管理が大変。
毎日スプリンクラーで大量の水を撒いてますからね。
節水という面から見ると、偉大なるムダ。

超大型の草刈り機を使う分、
燃料・排ガスだって、バカにならない。

なのに、管理しないと、
「わが街の環境美化に反している」と
罰金をとる街もあるというんですから・・・。


マケイン陣営もオバマ陣営も
『温室効果ガス削減』を政策に掲げているようですが、
はてさて、国際的に評価されるところまで
やれるかどうか・・・??


何かにつけ、
米国に憧れをもつ日本人って多いんでしょうけど、
「日本の方がイイよ」と言えることもイッパイあると
思うんですけどねぇ。



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