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6月30日 |
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|| 日本代表とともに |
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サッカー日本代表の
グループリーグ敗退から5日。
今回は僕なりに
W杯での日本代表を
分析したい。
日本は、去年11月のヨーロッパ遠征で、
オランダに引き分け
ベルギーに勝っている。
直前の強化試合では
今回のW杯でウルグアイ、イタリアを破った
コスタリカに3-1で逆転勝ち。
今回のW杯でベスト16入りした相手と、
互角に渡り合える所まで来ていた。
しかし、力を全く
出せずに敗退した・・
コートジボワール戦は
初戦の重圧もあり、
ザッケローニ監督も
選手も、相手を必要以上に
警戒してしまったのだろう。
『自分たちのサッカー』以前に
勇気を持って
覚悟を決めて
『闘う』事ができなかった・・
W杯直前、日本の強化試合の相手は
仮想コートジボワール、
ザンビアだった。
2年前のアフリカネイションズカップ決勝で
コートジボワールをPK戦の末下したザンビアを
日本は4対3の逆転勝ちで下す。
しかし、この試合で
ザッケローニ監督は
『4得点した事』
ではなく
『3失点した事』
を意識し過ぎてしまったのだと思う。
これが、コートジボワール戦の守備的な
スタメン起用と戦い方につながった。
立ち上がりから劣勢だった日本だったが、
前半16分本田の恐るべき勝負強さで先制点を上げた。
そして、ここが
日本代表のW杯
最大の分かれ道
だった。
追加点を狙い、
たたみかける事で
いつものスタイルを
取り戻せる千載一遇のチャンス。
しかし失点する恐怖が
上回り、守りに入ることを選んでしまった。
それでも、前半は
幸運にも1-0で
折り返す。
思えばサッカーの神様は、
怯む日本代表に
何度かチャンスを与えてくれていた。
しかし、日本代表は
最後まで、その機会を
見逃し続けた。
打ち合った結果
もし破れたとしても
サッカーの神様は
2戦目以降まだ
チャンスを与えて
くれただろう。
逆転のグループリーグ突破の可能性だって
あったと今でも思う。
しかし、あの
『闘志なきコートジボワール戦』で
日本代表は、勝利への
道をほぼ閉ざされてしまったのだと思う。
今でもベスト8を狙えるチームだったという
考えを変えるつもりはない。
しかし悔しいがその
『力』を信じて
『闘う覚悟』が
日本代表には備わっていなかった・・
日本代表のW杯への
挑戦はまだまだ続く。
W杯での屈辱をバネに
僕も日本代表とともに『実況』という
フィールドで成長していきたいと思う。
ロシアW杯では
日本代表が輝く事を
祈って。
煙山でした。
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