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1月21日 |
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|| ピンポン |
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清水久嗣です
先週末に卓球の全日本選手権を取材しました。
オリンピックイヤーということもあり
会場は平日の昼間からファンであふれる盛況ぶり。
何回か取材に来たことがあるのですが
東京体育館のコートに卓球のテーブルが24台。
タテヨコに並べられた中でトーナメント序盤で48人、
ダブルスがあるときは60人以上が同時に卓球を行う様は壮観です。
どこのテーブルでどの選手がいるのか素人には探すことすら困難ですが
テレビやスチールカメラの向いているほうを常に意識すると
注目選手を見つけることができます。
あえて会場で目を閉じると
あちこちから…
ボールがテーブルをコンコンと跳ねる乾いた音、
選手のシューズが床を踏ん張るダムダム、キュキュっという音
得点を奪った選手が「サー!」「フォオオオ!」と上げる声
あちこちからお目当ての選手に贈られるパチパチという拍手の音が。
常時15か所以上から上がる様々な音は
聞いていて楽しくなります。
それでもトーナメントがひとつ、またひとつ進んでいくと
選手のいるテーブルがひとつ、ひとつ減っていき。
決勝戦は大きなコートのセンターで
それはそれは静かな中、さきほどの音が多くの拍手とともに
研ぎ澄まされて聞こえてきます。
選手たちの白熱した戦いを
音の移りゆく様で体感するのも
また一興。
ここからリオ・オリンピックの表彰台に
立つ選手は出てくるかどうか。
興味も尽きません。
ちなみに私は卓球と聞いて、最初に思いつくのは
「行け!稲中卓球部」です。
田中という選手の名前のゼッケンを見ると、ドキッとします。
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