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松本秀夫のやぎメール
2月5日
|| 黒船か、救世主か
清水久嗣です。

日本の競馬の歴史が変わりました。

きょう、JRAが騎手免許試験を発表し
イタリア人のミルコ・デムーロ騎手
フランス人のクリストフ・ルメール騎手が揃って合格したのです。

2人とも元々は日本に「短期免許」を取得して
すでにG1レースでも活躍するなど
日本の競馬ファンにはお馴染みの、頼りになる存在。

その2人が短期ではなく「通年免許」を取得したのです。
もともと1年間で3か月しか乗れない短期に比べ
これまでの実績を考えれば飛躍的に騎乗数、勝利数も伸びると思われます。

試験は英語の筆記試験のほかに
日本語による口答試験もあり
デムーロ騎手は去年不合格となっている厳しいもの。
2人の喜びは相当でしょう。

ここで心配なこともひとつ。

先々週の競馬学校見学でも学校の方から
抱える競馬学校の課題として紹介されたのですが
いま騎手は徐々に人数が減っています。

なぜ人数が減るか?
それは勝てないから、そして乗れないから。
でも競馬のレース数は減っていません。

なぜ乗れないか?
地方競馬のトップジョッキーが今回の試験のように中央免許を取得して移籍。
そして大活躍しています。そして外国人ジョッキーも短期免許で大挙来日中。
自分が馬主であれば
やはり勝利を目指すうえで、良い騎手、勝てる騎手に乗ってもらって
その可能性を少しでも上げたいのはわかります。

しかし、その結果。
勝てる騎手は騎乗数が多くなり、さらに勝ち星を伸ばす。
そうでない騎手はその逆です。
一年間で500レース乗っている騎手と、50レース乗れない騎手が
統計でハッキリわかれていて、完全な二極化状態です。

若く、経験が浅いうちに実績があげられるほど甘い世界ではなく。
経験もモノをいう世界であることは間違いありません。

今回のデムーロ・ルメール騎手が通年で日本で騎乗するということは
それだけほかの騎手の乗るチャンスが減る可能性もあるのです。

でもメリットももちろんあります。
世界の大レースを幾度となく制したその騎乗を
間近で感じることのできる数が増えるのも事実です。
そして彼らにライバル心をもって、日本人騎手が切磋琢磨するのは間違いないでしょう。

日本馬のレベルとともに、日本人騎手のレベルの向上が想像できます。

とにかく2人は「日本のルメール」「日本のミルコ・デムーロ」
として戦います。
日本の競馬の歴史が変わり、刺激になることは間違いありません。

通年免許による騎乗は3月1日から。
楽しみです!
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