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松本秀夫のやぎメール
9月14日
|| いまいちど思い出して。
昨夜、
深澤弘アナウンサーを偲んでの特別番組を
静かに聴き入りました。



ども。
44歳・身長157センチ・独身、
「競馬のジョッキーにはなれなかった」
洗川雄司です。



かつて新人時代に
深澤大先輩からかけられた言葉。

「おまえが洗川か!アナウンサーというより、
競馬のジョッキーの方が似合ってそうだな!」


もちろん冗談です。


横浜スタジアムの放送席が、
今よりもずいぶんグラウンドに近い高さにあった頃。

放送されない試合を
一人で本社へ向かって実況していると、
いつの間にか後ろに深澤さんが立っていらして。

”てにをは”含め、正しい言葉を使うこと、
グラウンドの動作を”素直に”話すこと、
そして何よりも
「ピッチャーがボールを手から離した瞬間が
『投げた』のタイミングだ」ということ。

時には放送席で横に座って、
実際に喋ってみせてくださり、
プロの実況の基本のイロハ、
…というよりも
そもそものアナウンサーとしての基本を
教えていただきました。



それから十何年が過ぎて。



日本シリーズの中継担当を終えた夜、
個人的にお電話をいただきました。

「聞いてたぞ。途中からテンポが出てきた。
だいぶ良くなったな」

飛び上がらんばかりの嬉しい言葉でした。

「いいか。きょうのような『投げた』のタイミングだ。
忘れるな、そのままだぞ」

お電話のときも、
明瞭で、快活に、短いセンテンスで
アドバイスをくださった深澤さん。


それからまたしばらく経って、
横浜スタジアムでお会いしたときに言われました。


「すっかり太ったな。仕方のないヤツだ。
それじゃ、競馬のジョッキーにはなれないな。
アナウンサーを続けるしかないだろう」。



オリンピック、パラリンピックの中継取材を終え、
先週は、甲子園球場にて阪神vsヤクルト3連戦。
一度戻って、ZOZOマリンスタジアムで
ロッテ・佐々木朗希vs楽天・田中将大の対決。
そして日曜日は広島マツダスタジアムで
広島vs巨人の中継レポーターと
各地を巡りました。



甲子園には今も関東の放送局で唯一、
ニッポン放送の放送席があります。

深澤さんをはじめ、
先輩たちが紡いできたことで
今の 『ショウアップナイター』
の中継体制が敷かれています。



いまいちど
ひとこと、ひとことを思い出して。



深澤さん、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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