ニッポンチャレンジドアスリート

スポーツに打ち込み、磨き抜かれた技で、観る者を感動・興奮させるアスリートたち。アスリートの中には、障がいを持ちながら、国際舞台を目指している者たちもいる。そんなアスリートたちの戦い続ける素顔、軌跡、そして、支える人たちにも迫る。

2015.06.28
【佐々木ロベルト泉】日系ブラジル3世。ブラインドサッカー日本代表の守りの要として活躍。リオで悲願のパラリンピック初出場を目指す。



■父を早くに亡くしたロベルト選手は、家族を養うため18歳のとき来日。陽気な性格で日本の職場にも溶け込んだが、来日10年目の2006年、車で職場に向かう途中で大事故に遭う。意識が戻ったとき、視界は真っ暗だった。

「妹が『あなたはもう目が見えない』とはっきり教えてくれました。『もうワタシの人生終わった』と思い涙が出ましたが、よく考えたら神様が命を救ってくれて、しかも自分より大変な人たちはいっぱいいる。前向きに生きようと、5分後にもう気持ちを切り替えていました」

■ロベルト選手は、マッサージ技術を覚えようと、全盲の人たちも大勢通う筑波技術大学に入学。そこで「ブラジルの方ですか?」と声を掛けられ、ブラインドサッカーの地元チームに誘われた。
   
「前にサッカーをやっていたので自信がありましたが、やってみたら結構難しかった。足下にずっとボールを置いたまま走るのが慣れなかったですね」

■ロベルト選手は持ち前のセンスと熱心さでどんどんレベルを上げ、帰化して代表入り。昨年11月、東京・渋谷で開催された「ブラインドサッカー世界選手権」に代表メンバーとして初出場。初戦、パラグアイに勝って勢いに乗った日本は、1勝2分けでグループリーグを突破。初めて決勝トーナメント進出を決めたフランスとの最終戦は1-1のドローだったが、日本の1点はロベルト選手が決めたPKだった。

「頭真っ白になって、息して、深呼吸して、審判の笛で『あ、ここで決まらないといけない』と思った。一所懸命、足の力をボールに向けて、まっすぐ蹴って『ああ、入ったなあ』と思った。みんなも喜んでよかった」

■決勝トーナメント最初の相手は、グループリーグ初戦で勝ったパラグアイ。2度目の対戦は、惜しくもPKで敗れたが、日本は世界選手権史上、過去最高の6位で大会を終えた。この結果を、ロベルト選手はどう思っているのか? 

「パラグアイ戦は負けたといっても試合は0-0、PK負けだったので負けた気がしなかった。ポストにも嫌われた。ボク的には『よくやりました』と思う。勝ってばかりだと気持ちが緩む。たまには負けることも大事ね」

■ロベルト選手は今年5月、韓国・ソウルで行われた「IBSAワールドゲームズ」に出場。秋のリオパラリンピック予選に向けて重要なステップとなる大会だ。いちばん印象に残っているのはグループリーグ、0-1で敗れたイギリス戦。守備の要である自分の退場が響き、その間に決勝点を奪われたからだ。

「審判がすごく厳しかった。警告の累積がたまって、サッカー人生で初めて退場しました。退場しなければ別な結果になったかもしれないと反省しましたが、審判に話を聞いたり、とても勉強になったね」

■この大会で日本は、世界選手権より1つ順位を上げ、世界5位で大会を終えた。日本代表の悲願であるパラリンピック初出場も手の届くところに。故郷・ブラジルで行われる来年のリオパラリンピック、ロベルト選手としては、何としても出場したい、という思いでいっぱいだ。

「みんな『出たい出たい』と言ってますが、ワタシは『出たいじゃなく、出ろ!』と言ってます。『行きたい』じゃなく『行く!』。中途半端な気持ちじゃダメ」
「ブラジルに行って試合するのは初めて。ブラジルと決勝で戦うのが夢。そうなったら、ブラジルの家族はどちらを応援するか?ボクのいるチーム(日本)を応援することに決まってます」
「リオに行ったら勝つしか考えられない。チームの目標も金メダル。世界選手権の時、ブラジルの選手に『次はアナタの番ね』と金メダルをかけてもらった。日本は上手くなっていると世界の強豪からも褒められている」

■ロベルト選手にとって、ブラインドサッカーとは?

「ブラインドサッカーに出逢ってから、試合で世界を廻ったり、新しい友達ができたり、自分の世界が拡がった」
「人生はいいことばかりじゃない、蹴られたり転んだり…サッカーと同じ。ブラインドサッカーはまさに人生」
「人生は絶対諦めないこと。七転び八起き。転んだら仕方ない、起き上がって一歩先を歩く。自分の人生はそうだった。諦めなければ必ずいいことがあります!」


※放送内容は、上のYouTubeの再生ボタンを押すとお聴きになれます。


トップページに戻る

【高木裕太】パラカヌー選手。元高校球児。事故のため脊髄を損傷。2016...

2017.10.16

【杉原行里】(株)RDS専務取締役・工業デザイナー。チェアスキーの製作...

2017.10.09

【西勇輝】車いす陸上・短距離選手。大学1年時、アジアユースパラゲームズ...

2017.09.30

【田中時宗】パラアスリートを支援する一般社団法人・センターポール代表。...

2017.09.24

【澤田優蘭】パラ陸上・走り幅跳び選手。陸上を始めた翌年、17歳で北京パ...

2017.09.17

【山﨑晃裕】パラ陸上・やり投げ選手。障がい者野球日本代表として世界大会...

2017.09.11

【香西宏昭】プロ車椅子バスケットボールプレーヤー・日本代表副主将。ドイ...

2017.09.04

【須藤悟】パラアイスホッケー日本代表主将。バンクーバーパラリンピックで...

2017.08.28

【若杉遙】ゴールボール女子日本代表。ロンドンパラリンピックは控えで金メ...

2017.08.21

【越智貴雄】パラスポーツの写真を長年撮り続けるフォトグラファー。情報サ...

2017.08.14

【田口侑治】ゴールボール男子日本代表。2017年4月から代表入り。攻守...

2017.08.07

【岩渕幸洋】パラ卓球日本代表。足に装具を付けプレー。名門・早大卓球部で...

2017.07.31

【加藤じろう】アイススレッジホッケー国際大会の公式アナウンサーを長年担...

2017.07.24

【杉野明子】パラバドミントン・立位のホープ。2016年アジア選手権で混...

2017.07.17

【上田頼飛】デフバスケットボール・男子日本代表監督。2014年就任。革...

2017.07.10

【かみはる】プロ紙芝居師。自らも足に障がいを抱える。東京パラリンピック...

2017.07.03

【中澤隆】視覚障がいを持つパラトライアスリート。32歳から競技を始め、...

2017.06.26

【吉川琴美】右半身にまひを抱えながら、半身まひ部門100m、200m、...

2017.06.19

【鈴木秀俊】30歳で病気のため視力を喪失。その後、陸上に取り組み国際試...

2017.06.12

【加藤健人】ブラインドサッカー日本代表。目の病気で視覚を徐々に失うが、...

2017.06.05

【村岡桃佳】チェアスキーヤー。ソチパラリンピック大回転5位入賞。201...

2017.05.29

【茶田ゆきみ】車いす卓球選手。2015年、韓国PTTオープン・シングル...

2017.05.22

【萩原智子】日本水連アスリート委員長。現役時代は女子競泳のエースとして...

2017.05.15

【原舞香】ブラインドサッカー女子日本代表主将。2015年日本選手権で女...

2017.04.30

【中村智太郎】パラ競泳選手。両腕がない障がいを抱えながら、4大会連続で...

2017.04.24

【伊藤力】パラテコンドー選手。競技を始めて1年後、'17年2月のUSオ...

2017.04.17

【髙木綾子】ブラインドボウリング選手。30代でボウリングを始め、様々な...

2017.04.10

【臼井二美男】義肢装具士。日本で初めてスポーツ義足の製作を手掛け、切断...

2017.04.03

【石井康二】車椅子ソフトボール日本代表。車椅子バスケットボールからソフ...

2017.03.20

【安田享平】視覚障がい者マラソン指導者。アトランタパラリンピックで伴走...

2017.03.13

【塩家吹雪】パラ陸上指導者。パラリンピックに伴走者で出場。ロンドン大会...

2017.03.06

【葭原滋男】走り高跳び・自転車競技のブラインド種目でパラリンピックに出...

2017.02.27

【福原良英】視覚障がい者マラソン元日本代表。アテネパラリンピック4位入...

2017.02.20

【永岡真理】電動車椅子サッカー選手。幼い頃に脊髄性筋萎縮症を発症。競技...

2017.02.13

【マクドナルド山本恵理】アイススレッジホッケー・元カナダ女子代表。パラ...

2017.02.06

【長島理】車椅子バドミントン日本代表。2015年、世界選手権ダブルス銅...

2017.01.28

【欠端瑛子】ゴールボール女子日本代表。19歳でロンドンパラリンピックに...

2017.01.23

【伊藤真吾】スポーツカメラマン。障がい者スポーツを中心に撮影。その魅力...

2017.01.16

【瀬立モニカ】パラカヌー日本代表。東京・江東区生まれ。19歳でリオパラ...

2017.01.09

【別所キミヱ】リオパラリンピック・車いす卓球日本代表。アテネから4大会...

2016.12.26

【庄子健】リオパラリンピック・ウィルチェアーラグビー日本代表主将。池選...

2016.12.12

【宇城元】パラ・パワーリフティング界のトップリフター。アテネ・ロンドン...

2016.12.05

【江橋よしのり】スポーツライター。障がい者サッカーの選手・関係者に取材...

2016.11.28

【道下美里】リオパラリンピック・視覚障がい者女子マラソン銀メダリスト。...

2016.11.21

【芦田創】リオパラリンピック・走り幅跳び日本代表。男子4×100mリレ...

2016.11.14

【三須穂乃香】日本体育大学陸上競技部「パラアスリートブロック」部員。高...

2016.11.07

【水野洋子】日本体育大学・陸上競技部パラアスリートブロック監督。女子1...

2016.10.31

【太田渉子】冬季パラリンピックメダリスト。トリノで銅、バンクーバーで銀...

2016.10.24

【竹内圭】障がい者アスリートに雇用を斡旋する会社「(株)つなひろワール...

2016.10.12

【中山賢史朗】パラトライアスロン強化指定選手。2013年、義足で競技を...

2016.10.10

【泉洋史】聴覚障がい者を中心にしたフットサルチーム「バルドラール浦安デ...

2016.09.30

【齋藤尚徳】車椅子ソフトボール日本代表。車椅子バスケットボールと並行し...

2016.09.26

【北田千尋】車椅子バスケットボール選手。2014年、全日本女子選手権M...

2016.09.15

【菅野元揮】ウィルチェアラグビー選手。元スキー選手だったが、競技中の事...

2016.09.07

【及川晋平】車椅子バスケットボール男子日本代表を率いるヘッドコーチ。史...

2016.08.31

【正木健人】視覚障がい者柔道日本代表。大学時代に一般の柔道から転向し、...

2016.08.29

【山田拓朗】パラ競泳日本代表。日本史上最年少の13歳でアテネパラリンピ...

2016.08.29

【清水朋美】眼科医。選手の障がいの度合いを判定、クラス分けを担当する国...

2016.08.29

【駒崎茂】パラローイング(ボート競技)日本代表。水泳選手として活躍する...

2016.08.29

【山本博】アーチェリー五輪メダリスト。アテネ五輪では41歳で20年ぶり...

2016.08.05

【清水一二】写真家。障がい者スポーツの撮影がライフワーク。長野・シドニ...

2016.07.23

【安永聡太郎】CPサッカー(脳性まひ7人制サッカー)日本代表監督。Jリ...

2016.07.22

【田中愛美】車いすテニス選手。去年の日本マスターズで初出場ながら3位入...

2016.07.10

【古藤田真人】車いすエンジニア。オーエックスエンジニアリングで競技用車...

2016.07.05

【古澤拓也】車椅子バスケットボール・ジュニア世代の日本代表として国際試...

2016.06.29

【鹿沼由理恵】パラサイクリスト。クロカンで冬季パラリンピックにも出場。...

2016.06.19

【廣瀬隆喜】ボッチャ日本代表。通算6回日本一に。パラリンピックには北京...

2016.06.12

【花岡伸和】車いすマラソンで、アテネ・ロンドンとパラリンピックに2大会...

2016.06.05

【櫻井杏理】車いすフェンシング界期待の星。2014年秋から競技を始めナ...

2016.05.29

【小山恭輔】パラ水泳日本代表。50mバタフライで、北京パラリンピックは...

2016.05.27

【高橋尚子】シドニーオリンピック・女子マラソン金メダリスト。現在はスポ...

2016.05.19

【廣道純】日本人初のプロ車いすランナー。パラリンピック陸上800mで、...

2016.05.17

【藤井新悟】車椅子バスケットボール日本代表候補。パラリンピックには3大...

2016.04.25

【古城暁博】アンプティサッカー選手。2014年メキシコW杯で日本代表初...

2016.04.18

【峰村史世】リオパラリンピック水泳日本代表監督。クラブチーム「MINE...

2016.04.10

【中西麻耶】北京パラリンピック100m・200mで義足のスプリンターと...

2016.04.02

【米岡聡】25歳から本格的に視覚障がい者マラソンを始め活躍。2013年...

2016.03.21

【藤原大輔】パラバドミントン日本代表・強化指定選手。今年2月、日本選手...

2016.03.14

【栗栖良依】アートプロデューサー。NPO法人「SLOW LABEL」代...

2016.03.07

【マセソン美季】長野パラリンピック・アイススレッジSR金メダリスト。カ...

2016.02.29

【洞ノ上浩太】車いすマラソンランナー。パラリンピックでは北京・ロンドン...

2016.02.29

【岩田朋之】ロービジョンフットサル選手。昨年5月のIBSAワールドゲー...

2016.02.15

【山口貴久】ウィルチェアーラグビー日本代表・指定強化選手。31歳で初代...

2016.02.07

【半谷静香】いわき市出身。被災を乗り越え、視覚障がい者柔道・女子52k...

2016.02.07

【藤本怜央】車椅子バスケットボール日本代表のエース・主将。アテネから3...

2016.02.01

【瀬長あすか】障がい者スポーツを取材するフリーライター。現場主義をモッ...

2016.01.17

【寺西一】ブラインドサッカー日本代表・強化指定選手。普段は協会スタッフ...

2016.01.11

【松尾清美】佐賀大学医学部准教授。障がい者の生活用機器の開発にあたる。...

2016.01.11

【山本篤】北京パラリンピック・走り幅跳び銀メダリスト。2015年世界選...

2016.01.11

【西崎哲男】元パラ陸上選手。2013年からパラ・パワーリフティングに転...

2015.12.21

【小山田雅人】障がい者ゴルフの世界大会で2連覇を達成。2013年、PG...

2015.12.08

【今井友明】ウィルチェアーラグビー日本代表。アジア・オセアニア選手権で...

2015.12.07

【米田真由美】2010年広州、14年仁川のアジアパラ大会63kg級で銀...

2015.11.29

【豊田まみ子】生まれつき左腕に障がいを持つ。一昨年、パラバドミントン世...

2015.11.16

【荒井秀樹】パラノルディックスキー日本代表監督。長野からソチまで5大会...

2015.11.13

【鈴木徹】走り高跳びで4大会連続パラリンピック出場中。義足の選手では史...

2015.11.03

【田中ウルヴェ京】ソウル五輪シンクロ銅メダリスト。引退後はメンタルトレ...

2015.10.27

【村上清加】事故で右足を失うが、義足で陸上を始め、パラリンピック強化指...

2015.10.19

【千脇貢】車椅子バスケットボール日本代表。17歳のとき事故で脊髄を損傷...

2015.10.12

【三阪洋行】ウィルチェアーラグビー元日本代表。アテネ〜ロンドンまでパラ...

2015.10.04

【セルジオ越後】サッカー評論家。片脚・片手を失った選手がプレーするアン...

2015.09.27

【安直樹】車いすバスケット日本代表としてアテネパラリンピックに出場。今...

2015.09.13

【齋藤拓】義肢装具士。パラサイクリング・藤田征樹選手をはじめ、一流パラ...

2015.09.06

【丸山弘道】プロテニスコーチ。世界トップ・国枝慎吾選手をジュニア時代か...

2015.08.30

【田口亜希】ライフル射撃日本代表。アテネ・北京・ロンドンと3大会連続で...

2015.08.23

【多川知希】パラ陸上短距離日本代表。北京・ロンドンと2大会連続でパラリ...

2015.08.17

【上山友裕】2011年よりパラアーチェリー選手に。今年は国際大会で初優...

2015.08.09

【天摩由貴】ロンドンパラリンピック陸上日本代表。その後、ゴールボールに...

2015.08.02

【井上智恵美】テンピンボウリング日本代表。今年5月、IBSAワールドゲ...

2015.07.26

【大日方邦子】1994年リレハンメルから2010年バンクーバーまで5大...

2015.07.19

【秦由加子】パラ水泳から、一昨年パラトライアスロンに転向。パラリンピッ...

2015.07.12

【高桑早生】義足で陸上競技を始め、20歳でロンドンパラリンピックに出場...

2015.07.07

【佐々木ロベルト泉】日系ブラジル3世。ブラインドサッカー日本代表の守り...

2015.06.28

【京谷和幸】元Jリーガー。車いすバスケット日本代表としてシドニーからロ...

2015.06.21

【増田明美】ロス五輪女子マラソン日本代表。引退後、スポーツジャーナリス...

2015.06.17

【木村敬一】2012年ロンドンパラリンピックで100m平泳ぎ銀メダル、...

2015.06.09

【浦田理恵】ゴールボール女子日本代表。2012年ロンドンパラリンピック...

2015.06.01

【狩野亮】アルペンスキーヤー。2010年バンクーバーパラリンピック金・...

2015.05.25

【上村知佳】車いすバスケット女子日本代表。1988年ソウル大会から5大...

2015.05.17

【秋山里奈】元パラリンピック競泳選手。100m背泳ぎでアテネ大会・銀、...

2015.05.10

【黒田智成】ブラインドサッカー日本代表のエースストライカー。昨年11月...

2015.04.27

【初瀬勇輔】「全日本視覚障碍者柔道大会」90kg級で7連覇。2008年...

2015.04.20

【池愛里】昨年10月「アジアパラ競技大会」で4個のメダルを獲得。202...

2015.04.13

【河合純一】パラリンピック6大会連続出場。日本人最多・21個のメダルを...

2015.03.30

「ニッポンチャレンジドアスリート」の放送時間が変わります!...

2015.03.27

次のゲスト予定

10月23日(月)〜27日(金)、10月30日(月)〜11月2日(木)の2週間は、パラ馬術・宮路満英(みやじ・みつひで)選手と、コーラーの裕美子(ゆみこ)さんが夫婦で登場します。
満英選手は、1957年、鹿児島県生まれの59歳。10月29日に還暦を迎えます。JRAの調教助手として、海外のG1レースを勝ったシーキングザパールなど、数々の名馬の調教に携わりましたが、2005年、仕事中に脳卒中で倒れ、右半身まひなど重い後遺症が残りました。2007年にJRAを退職。その後パラ馬術を始めます。
満英選手は記憶障がいがあり、指定されたコースがよく覚えられないため、妻・裕美子さんが「コーラー」と呼ばれるガイド役を務め、声でコースを指示します。夫婦二人三脚で、昨年のリオパラリンピックにも出場。3年後の東京パラリンピックを目指しています。
インタビューも、満英選手の記憶を補うため夫婦一緒に受けられることが多く、今回は特別にお二人での出演となりました。リハビリを経て再び馬に乗ったときの喜び、夫婦で戦うことになった経緯、馬とのコミュニケーション、リオでの思い出、夫婦の絆、これからの夢…など、まるで夫婦漫才を聞いているような二人のお話を2週にわたってお楽しみください。

*11/3(金)は、祝日のため放送はお休みです。