上柳昌彦 ラジオの人

上柳昌彦
(うえやなぎ・まさひこ)
誕生日:1957年8月1日
星座:しし座
血液型:B型
出身地:大阪府
趣味:スポーツジム通い

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2020年1月31日

予防の方法
1月最後の週は新型コロナウイルスによる肺炎のニュースで埋め尽くされました。

31日金曜日朝の報道では、政府チャーター機第1便で帰国した邦人のうち2人は発熱もなく咳が出るわけでもない、まったくの無症状でありながら感染が確認されたとのことです。

こうなると体温を測っただけではどうにもならず、初期の段階から専門家が警告していた、今回の新型ウイルスはインフルエンザと同じように水際対策は不可能という見立てが残念ながら当たってしまいました。

となればうがいに手洗い、そしてマスクの着用、さらには体の免疫力を高めましょうとなるわけですが、これはこれでなかなか悩ましい。

喉の粘膜に付着したウイルスはあっという間に細胞の中に入り込むそうで、家に帰ってうがいをしたところでもう遅い。緑茶をちびちび飲んでウイルスを胃の中に流して胃酸で死滅させたほうがよいとう専門家もいます。

手洗いは30秒以上爪の間から手首まで丁寧に洗うことが大切です。これならなんとができそうですが、しかし30秒って意外と長いです。

そして店頭から消えつつあるマスクですが、インフルエンザ対策では「マスクは感染を防ぐことは難しく感染した人が飛沫を飛ばさないエチケットのためなら意味がある」という専門家の意見があります。

しかし今回、そのような声も紹介はされているのですが、正しいマスクのつけ方が新聞やテレビで繰り返し紹介されると、なんだか感染を防いでくれるようなムードになってきてしまい、さらに訪日している中国の方々が大量に購入する映像も流され結果、だったら私も買っておこうというムードになっています。

私は冬の空気の乾燥と春の花粉が苦手で、11月中旬から3月下旬頃まで、外出時にマスクをする習慣が20数年続いています。

それもこれも声の商売であるが故なので、今回のマスクパニックでマスクが購入できなくなるのは困るのです。

だいたいマスクのつけ方は皆さんかなりいい加減で、鼻まで覆っていないとかマスクをポケットにしまってまた取り出してつけるとか(私はこれですが)、マスクの表面を触った指で目をこすったりとか、それもはや感染予防にはなっていませんから!と申し上げたいのです。

さらにはマスクをあごまで下げて街中の喫煙所でタバコを吸っている人などを見かけると、あなたはいったい何を守りたいのですかぁ!と叫びたくなります(もちろん心の中で)。

ということで結局はバランスがとれた食事と、質の良い睡眠
で免疫力を上げることが大切となります。

昼飯を食べる時間が今日もなく、家に帰ってすきっ腹にとりあえずビールを飲んでしまったり、真夜中に起きだす生活が続いて耳鳴りが止まらないなど、いかにも免疫力が上がらないような生活をしている人はいないですよね!ね!