上柳昌彦 ラジオの人

上柳昌彦
(うえやなぎ・まさひこ)
誕生日:1957年8月1日
星座:しし座
血液型:B型
出身地:大阪府
趣味:スポーツジム通い

以前のブログ記事はこちら

2019年10月23日

松本さんがぁ!
22日、午後から「即位の礼」の特別番組を担当しました。
ラグビーと同じくらいに「にわか」ではありましたが、
皇室に関して様々資料を読んでみました。

古くは古墳時代から奈良時代、平安時代と、
粛々と執り行われてきた儀式もあれば、
明治時代や前回の平成に、
時代に合わせて大きく変更したことも、
かなりあることがわかりました。

特番や次の日の「あさぼらけ」で触れませんせしたが、
そもそも即位の礼の儀式は、
天皇陛下だけで執り行って来たものですが、
大正天皇の時代から皇后陛下も、
加わるようになったのです。

明治になって公式の席に男女で参列することが、
当然という慣例が西洋から入ってきたので、
それまでは「高御座」だけだったものを、
皇后陛下がお座りになる「御帳台」も、
用意することになったそうです。

しかしこの時皇后陛下は、
ご懐妊ということで京都紫宸殿での、
儀式には参加されませんでした。

また江戸時代までは向かって右に天皇陛下が、
左に皇后陛下という、
いわゆる京風のお雛様の座り方であったのが、
これも西洋の例にならい天皇陛下が向かって左、
皇后陛下は右となりました。

男性は右手で剣を握り、
左で子どもや女性を抱きしめるため、
という理由があるそうです。

また皇室の儀式に関して様々議論もありますが、
戦後の新憲法のもとでかなり苦心して、
なんとか丸く収めようとしています。

かなり「あいまいな」解決方法もありますが、
この「あいまい」という方法も、
長い間に生み出された日本人の知恵なのでしょうか。

最近はどうも白黒はっきりさせろ、
○か×かどちらなんだと、
迫られがちな世の中なもので、
そんなことを考えてしまいます。

と言いますか、
あの特番の15時過ぎに乱入してくれた、
盟友松本秀夫さんに、
結局はおいしいところは全部、
持って行かれてしまった一日でありました。

洗濯機の底の方から引っ張り出したような、
ヨレヨレのチェックのシャツを着た、
あの方が目の前を意味もなくウロウロしていたら、
誰だってツッコミたくなりますよ、
まったくねぇ・・・