2017年7月2日
ワンダースリー
1980年代の半ばにニューヨークの小さなライブにハウスで観たのは「ブルーマンショー」。
全身青塗りの男たちが繰り広げるパフォーマンスにぶっ飛んだ!なにせセリフがないので英語が不得手な私にも大いに楽しめた訳です。
外国人観光客をどんどん受け入れようという日本でも、言葉がわからなくても楽しめる演劇を作っていこうというムーブメントがあるそうで、その一環として始まったのが何を隠そう、私がカツラを装着してニュースキャスター役でTV画面に登場することでお馴染みの?!「ワンダースリー」という舞台です。
初日に旧青山劇場の脇にあるDDD青山クロスシアターという会場で観ました。気になるのは私の登場シーンですよ、やはり。
それは冒頭の早い所で始まりました。とある漫画家の部屋に置かれたTV画面から、カツラ姿の私が世の中にある異変が起きているとニュースを伝えてます。いるよね、こういうキャスターってという感じです。
物語は私が小学生の時に愛読していた「少年サンデーに」連載されていた手塚治虫先生の「ワンダースリー」なのですが、これを5人のパフォーマー達だけで1時間20分、ノンストップでほぼ台詞なし、歌は少しあり、ほとんどパントマイムと人形の操作で演じきります。
宇宙人はウザギ、カモ、馬に変身して地球の調査をしているのですが、それをどう表現するのかと思っていましたが、なるほどその手があったか!でありました。
複雑な段取り、出と入り、役の持ち回り、体力などを考えると、どのようにして稽古をしたのだろうと感心してしまいます。
中には客席を巻き込んでのパフォーマンスもありましたが、この事が口コミで広まって、やがて「ブルーマンショー」のような舞台と観客が一体となった空間に育って行くといいなぁと思いました。
もし手塚治虫先生のテーマパークがあったとしたら人気のアトラクションになったことでしょう。
まだまだロングランになる予定なのだそうですから、どこかで一度体験していただければ幸いです。
私と新行アナウンサーのキャスター役もロングランになるのでしょうか???
観終わって会場を出ると、なんと秋田書店の「ワンダースリー」のコミック上下巻が販売されているのを見つけたので購入しました。
「ワンダースリー」が芝居になると聞いてからずっと探していたのです。
読み返すとそうそうこんな話だったと思う一方で、えっ、こんな展開だったのかとか、上下巻しかない漫画だったのかと様々な発見がありました。
最終話は幼心にも胸熱くなったことはよく覚えています。あれから半世紀、私も少しだけですが舞台「ワンダースリー」に関われたことに不思議な縁を感じます。
全身青塗りの男たちが繰り広げるパフォーマンスにぶっ飛んだ!なにせセリフがないので英語が不得手な私にも大いに楽しめた訳です。
外国人観光客をどんどん受け入れようという日本でも、言葉がわからなくても楽しめる演劇を作っていこうというムーブメントがあるそうで、その一環として始まったのが何を隠そう、私がカツラを装着してニュースキャスター役でTV画面に登場することでお馴染みの?!「ワンダースリー」という舞台です。
初日に旧青山劇場の脇にあるDDD青山クロスシアターという会場で観ました。気になるのは私の登場シーンですよ、やはり。
それは冒頭の早い所で始まりました。とある漫画家の部屋に置かれたTV画面から、カツラ姿の私が世の中にある異変が起きているとニュースを伝えてます。いるよね、こういうキャスターってという感じです。
物語は私が小学生の時に愛読していた「少年サンデーに」連載されていた手塚治虫先生の「ワンダースリー」なのですが、これを5人のパフォーマー達だけで1時間20分、ノンストップでほぼ台詞なし、歌は少しあり、ほとんどパントマイムと人形の操作で演じきります。
宇宙人はウザギ、カモ、馬に変身して地球の調査をしているのですが、それをどう表現するのかと思っていましたが、なるほどその手があったか!でありました。
複雑な段取り、出と入り、役の持ち回り、体力などを考えると、どのようにして稽古をしたのだろうと感心してしまいます。
中には客席を巻き込んでのパフォーマンスもありましたが、この事が口コミで広まって、やがて「ブルーマンショー」のような舞台と観客が一体となった空間に育って行くといいなぁと思いました。
もし手塚治虫先生のテーマパークがあったとしたら人気のアトラクションになったことでしょう。
まだまだロングランになる予定なのだそうですから、どこかで一度体験していただければ幸いです。
私と新行アナウンサーのキャスター役もロングランになるのでしょうか???
観終わって会場を出ると、なんと秋田書店の「ワンダースリー」のコミック上下巻が販売されているのを見つけたので購入しました。
「ワンダースリー」が芝居になると聞いてからずっと探していたのです。
読み返すとそうそうこんな話だったと思う一方で、えっ、こんな展開だったのかとか、上下巻しかない漫画だったのかと様々な発見がありました。
最終話は幼心にも胸熱くなったことはよく覚えています。あれから半世紀、私も少しだけですが舞台「ワンダースリー」に関われたことに不思議な縁を感じます。