週末9月22日、23日の二日間「東レ パンパシフィック オープンテニストーナメント」の準決勝・決勝の取材に行ってきました!

全米オープンで優勝した大坂なおみ選手を一目見ようと、連日多くの人がドーム立川立飛に足を運び、大坂選手と同じサンバイザーやリストバンドをしている方、ラケットバッグを背負っている人、会場に入ることはできないけれど雰囲気を感じたい!と来られた方もいらっしゃいました。

私も昔6年ほどテニスを習っていまして、5歳の時に東レパンパシフィックのキッズチャレンジ(?)のような企画で、沢松奈生子さんからテニスを教えてもらったことがありました。
目を輝かせてコートに釘付けになっているお子さんたちの姿を見て、懐かしい気持ちになりました。

決勝戦は、大坂なおみ選手とカロリナ・プリスコバ選手(チェコ)の戦い。
片時も目が離せない熱戦で、呼吸をするのを忘れるぐらいでした。

大坂選手は190キロを超える猛烈なサーブを繰り出し、プリスコバ選手を左右に振ってからライン際にショットを放つなど、素晴らしいプレーが沢山ありました。
一方でネットにボールを引っ掛けてしまったり、サーブミスでダブルフォルトになったり・・と、思うようにができず、肩を落とし、ラケットを投げる場面も。
大坂選手がピンチに陥ると、会場中から拍手や「がんばれ!」という声援が起こりました。

結果は4-6、4-6でカロリナ・プリスコバ選手が優勝、大坂なおみ選手は準優勝。
試合後、プリスコバ選手は「大坂選手はよくプレーしていました。お疲れだったと思いますが、彼女には明るい未来が待っています。」と話し、全米オープンから東レパンパシフィックまで集中力を切らさなかった大坂選手を称えました。

186センチの長身で、高い位置から強烈なサーブを打つプリスコバ選手のプレーも迫力満点で、力強くも緻密なショットに会場からは拍手が送られました。

カロリナ・プリスコバ選手おめでとうございます。
大阪なおみ選手、本当にお疲れさまでした!


決勝戦の前夜、準決勝の後の記者会見で大坂選手に質問をする機会に恵まれました。
対戦相手のプリスコバ選手について、大会期間中にコンビニのおにぎりを食べている理由を伺ったのですが・・・質問に答えてくださった後に、大坂なおみ選手から逆質問されてしまう!?という事態に。


大坂選手:逆に質問させてください。携帯電話についているキャラクターは何ですか?

新 行 :!? えーっと・・・アニメのキャラクターです。

大坂選手:何のアニメ?

新 行 :!?!! (正式名でお答えしたほうが良いのかな?)「ジョジョの奇妙な冒険第5部」のジョルノ・ジョバァーナです。

大坂選手:長い!!(笑)

新 行 :!?!?!! ジョルノ・ジョバァーナです!

大坂選手:じょるの?じょばーな? ありがとうございます。


ボイスレコーダーとバックアップで携帯でも会見の音声を録音していたのですが、携帯のキーホルダーが気になられたそうです。
大坂選手と私の間は5~6mほど離れていたので、キャラクターが見えていたことにびっくりしました!

試合中は力強いプレーをする大坂なおみ選手ですが、コートの外に出たらお茶目で天真爛漫、冗談を言ったりとサービス精神が旺盛で、本当に魅力的な方だと感じました。
大坂選手を取材した人はその人柄に魅了されると聞いていたのですが、その通りでした。


大坂なおみ選手とジョジョをめぐってお話した模様はタイムフリーで聴く事ができます。
今日の「飯田浩司のOk! Cozy up!」6:50頃「エンタメ・トレンドアップ」のコーナーです。

東レパンパシフィックの後、大坂なおみ選手がウィルス性疾患のため武漢オープンを欠場することが発表されました。
ゆっくり休んで回復をして、またパワフルな姿を見られることを楽しみにしています!

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