火曜日の「飯田浩司のOk! Cozy up!」のコーナー「モーニングライフアップ」でもお伝えしましたが、
週末5月19日・20日、二日間にわたって「天皇杯 第46回日本車いすバスケットボール選手権大会」が開催されました。

「天皇杯 第46回日本車いすバスケットボール選手権大会」:通称「日本選手権」は、国内の車いすバスケットボールのクラブチームナンバーワンを決める大会で、今大会から「天皇杯」が下賜されました。
天皇杯を授与されるのは、パラスポーツの大会では初めてのことです。

会場は調布市にある武蔵野の森スポーツプラザ

最寄駅は京王線「飛田給」駅で、歩いて10分くらい。
味の素スタジアムのお向かいにあります!

武蔵野の森スポーツプラザは、去年11月に出来たばかりで「新品の香り」がしました。
メインアリーナには車いす用の観覧スペースもあり、最大で約1万人を動員することができるそうです。
東京2020大会では、バドミントンやフェンシング、車いすバスケットボールの会場になります!

2日間にわたって繰り広げられた熱戦の様子を写真でどうぞ!




今大会の最大の見所は、強豪・宮城MAXが10連覇達成なるかというところ。
決勝は宮城MAX対No Excuse(東京)
去年の決勝と同じカードになりました。
前回大会、No Excuseは3点差でまで詰め寄ったものの・・涙をのみました。

試合開始から、点の取り合い・・・取ったら取り返す!の状態で、一瞬たりとも目が離せない展開でした。

4Qで69-69同点となり、オーバータイム(延長戦)5分間に突入。

延長戦に入ってからもなかなか点差は付かなかったのですが、宮城MAXの土子大輔選手がバスケットカウントを決め、76-73そこから試合の流れが宮城MAXに。
女子日本代表エースの藤井郁美選手も確実にシュートを決め、No Excuseを苦しめます。
最後は王者の底力が発揮され、87-78で宮城MAXが優勝しました。
これぞ決勝という試合でした!!


試合終了後、約6000人のお客さんから両チームに温かい拍手と大歓声が送られました。


今大会を観戦して、以前の日本選手権よりスポーツエンタテイメント性が強くなっている気がしました。
試合の最中も音楽を流したり、シュートが入るたびに決めた選手の名前のコール、ファウルがあった場合はどの選手の何のファウルなのかを場内アナウンスしたりと、初めて観る人にも楽しめるような工夫がありました。
これから2020大会に向けて、各競技ますます試合の演出についても試行錯誤がされるのではないかと思います。

車いすバスケットボールの大会は、なんと来月6月8日~10日にも開催されます!
三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP2018
日本代表が世界と闘います。

日本選手権と同じく武蔵野の森スポーツプラザで行われます。
是非足を運んで、日本代表を応援しましょう!!

22日火曜日の6:20頃にお送りした「モーニングライフアップ」では、車いすバスケットボールの基本的なルールについてご紹介しました。
観戦ガイドとしてradikoのタイムフリー機能でお聴き頂ければ嬉しいです♪

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