「里崎智也と潮田玲子 サタデーバッテリートーク」(2018年12月1日放送)では、元・バドミントン選手の潮田玲子さんが、高嶋ひでたけさんの代わりに、ピンチヒッターとして番組に生出演した。
現役時代、女子ダブルスと、男女ダブルスを経験した潮田さん。
番組パーソナリティーの里崎さんから「女子と男女の違いってあるんですか?」と問われると、「男女はプレースタイルが全然違うんです。」と、女子ダブルスとは違った難しさを告白。
最も違うのは“スピード感”だという。
「(男女)ミックスは男子が7割動いて、女子が前でさばくっていう感じなんですけど。大きく上げてしまうと、スマッシュが来るんです。
男子は初速が400キロのスマッシュとか来るので。決められちゃうんです。
女子ダブルスは、上げてもしっかり守ればいいんですけど。
そこは女子ダブルスの時の癖が、なかなか抜けなかったですね。」
と、女子ダブルス出身ならではの悩みがあったそうだ。
また、番組リスナーから「シングルとダブルスのサーブが違うのはなぜ?」という質問。
よく試合で見られるのは、シングルスの場合、相手コートに向かってシャトルを高く打っているが、ダブルスではギリギリネットを超える程度の低くて短いサーブを打っています。
【ダブルスとシングルはコートが違う!】
「ダブルスは、サーブラインがシングルよりも前なんです。だから範囲がシングルより狭いので大きく上げられないんです。」
【ネットのギリギリを狙う理由】
「サーブは腰よりも下から打つ」というルールがあり、
速いスピードで相手のコートへ返すことができないため、必然的に守りからのスタートになってしまう。
その時、サーブで高く上げてしまうと、スマッシュを打たれる可能性が高まる。
そこで、ダブルスのサーブは「いかにネットのギリギリを狙って浮かさないようにサーブを打つ。」ことが重要だそうだ。
狙いは、「相手のラケットを下から出させて、相手に上げさせる。」
そうすることで、サーブ側がスマッシュなどの攻撃をしやすくなるそうだ。
これを受けて、里崎さんは「あれ、適当に打ってるわけじゃないんですね〜!」と驚きの声をあげると、「サーブを制するものはゲームを制すっていうぐらい繊細なんです。」と、ゲームにおけるサーブの重要性を明かした。
最後に、今のバドミントン界の強さについて
「すごいですよね!こんなに簡単に中国に勝てたっけ?っていうぐらい強い」と語り、「東京オリンピックで、決勝を日本人対決でみたい。」と後輩たちの活躍に期待を寄せてこの話題を締めくくった。
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