タレントの関根勤さん登場。

お笑いについてはもちろん、関根流の子育て術や

今年旗揚げ３０年を迎えた劇団「カンコンキンシアター」の活動についても

芸能生活４５周年の笑いのプロフェッショナルに伺いました。

 

関根勤さん　プロフィールと情報　コチラ

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お笑いのルーツ

今年、芸能生活４５周年で、

なんとスウェーデン出身ボーカルグループのABBAと同期。

長く続けられた秘訣は、何よりもお笑いへの愛だと自負している。

軽い気持ちで「銀座NOW!」という番組の

素人が芸を披露するというコーナーに応募し出演、

その時、浅井企画の社長から、スカウトされた事がきっかけとなり、

芸能界入りをする事となった。

もともとお笑いが大好きで、「クレイジーキャッツ」や「てんぷくトリオ」

「コント５５号」のファンだった。

学生時代、友人のハヤシ君を笑わせようと、西郷輝彦さんのモノマネを

遊びで披露したところ大絶賛され、

人を笑わせる事の楽しさに気付いた。

それ以降、いろいろなモノマネや声帯模写を覚え、

いつしかオリジナルのネタも作るようになり、

友人と学園祭などで披露して回っていた。

 

 

二人の芸人との出会い

４５周年ということもあり、多くの人と共演してきたが、

やはり同じ事務所の萩本欽一さんとの出会いは大きな財産となっている。

自身をスカウトした当時の浅井企画の社長は、

偶然にも、萩本欽一さんを育てた人物だった。

しかし、最初は簡単には共演には至らず、

オーディションから芸能界入りする、という異例の経歴で

その芸風を、なかなか受け入れてもらえなかった。

社長の後押しや、自身の実力もあり、

芸能生活８年目でやっと萩本さんと共演。

最初の共演の時は、まさに胃袋を掴まれるようなプレッシャーだった。

そして、同じ事務所で、後輩の小堺一機さんとの出会いも大きかった。

年齢も近く仲が良かったこともあり、当時は２人でお笑いライブなどを

頻繁に行っていて、その時の経験が今の自分を作っている。

そして、いつ花開くかがわからない部分が、

芸能界の難しいところであり、また、面白い部分だと考えている。

 

 

 

演劇集団「カンコンキンシアター」

自身が座長を務める演劇集団「カンコンキンシアター」

カンコンキンとは、関根勤という漢字の音読みに由来している。

今年で、旗揚げから３０周年となり、基本的には、

年に１度の公演を行っていて、完全オリジナルの作品。

自身がプロデュースし出演、脚本まで担当している。

劇団は、振付師のラッキー池田さん、

キャイ〜ン、ずん、など浅井企画のお笑い芸人が

中心となって構成されていて。毎年夏に公演している。

自他共に認める、過激な内容で、

３０年続いている理由は、コアなファンに

支えられている事が大きいと考えている。

俗にいうエログロナンセンスなお笑いが散りばめられていて、

カンコンキンシアターでしか見られない、関根勤ワールドが広がっている。

 

関根流子育て術

娘の関根麻里さんもタレントとして活躍していて、

そのデビューの際に共演している。

芸能界を目指すと聞いた時は不安もあったが、本人の意見を尊重した。

子育てで気をつけていた事は、頭ごなしに叱らない事。

ちゃんと理屈を説明して、納得させるよう心掛けていた。

例えば、中学校の時に髪を染めたいと言った時は、

「子供にはそれぞれ、その時にやる事がある、

小学校の時は、いっぱい笑ってたくさん楽しむ、

中学校は将来のための勉強をする場所、

茶髪にすることは勉強の役に立つの？」と説得した。

普段はふざけている父が、いきなり真面目な事を言うと

意外と耳を傾けてくれるもので、自身が学生時代に

あまり勉強せず苦労したため、なんとか娘には遠回りを

して欲しく無いという思いで、子育てに励んでいた。

 

トークライブ「MC井川とゲスト関根勤」

トークライブ「MC井川とゲスト関根勤」も間近に迫っている。

お笑いコンビ「イワイガワ」の井川修司さんとのトークライブ

例年、半年に１回程度の頻度で行っているが、

今年は５周年を記念して、１０月２０日、１１月１６日、１２月１日と、

３ヶ月連続ライブを行う。全て違う内容で、

例えば、「これから一生、イタリアンか中華のどちらかが食べられなくなる」

など勝手にテーマを設け、本気で議論しあうなど、

日常にあるちょっとした疑問など、一見くだらないように

思える事についてガチンコで討論をするライブ。

今回はゲストを招かず、２人でのトークライブになるが、

過去には、アナウンサーの宮根誠司さんや、

１０回目には、明石家さんまさんが登場した。