あさナビ

2018.07.27

浅草の老舗パン屋さん、人気の秘密

7月23日(月)からは、

浅草の人気老舗パン屋さん、『ペリカン』店主の渡辺陸さん登場。

食パンとロールパンのみを販売する「ペリカン」の

の若き四代目店主にその手腕と、食パンの魅力について伺いました。

「ペリカン」については、コチラ

 

7月23日(月) 食パンとロールパンだけのパン屋さん

本日は『ペリカン』の食パンを食べながら話を伺った。

『ペリカン』は東京・浅草の老舗パン屋さんで

今の4代目店長はは31歳の若さで店長を勤めている。

パン作りを始めたのは23歳からで

そこから4〜5年で店長となった。

『ペリカン』は2代目の時代に、

浅草に喫茶店や同業者のパン屋さんが

増えてきた事を理由に、卸売に注力する方針となり、

それ以来食パンとロールパンだけを売る今のスタイルを変えていない。

食パンは厚めに切ってトーストする食べ方がおすすめ

とてもシンプルで、素朴な味わいが人気を集めている。

 

 

7月24日(火) 人気の秘密

今でこそすぐ午前中に売り切れてしまうほどの

人気のパン屋さんとして知られているが、

なかなか売り上げが上がらない時期もあり

ずっと好調というわけではなかった。

2代目の時に少しずつメディアへの露出を

増やしていき着々と知名度が上がっていき、

地元の人だけでなく、全国から様々なお客さんが

パンを買いに来てくれるまでに至った。

『ペリカン』のパンの特徴は他のパンと比べて

とにかく重く、目の詰まったパンになっている。

生クリームなどの、副材料と呼ばれるもの

を使用せず、先代から引き継いだ味を

守り続けることをともて大切にしている。

 

 

7月25日(水) 『ペリカン』の名の由来

2代目の学生時代のあだ名が由来となり

『ペリカン』という屋号に決まった。

4〜5年前、20代後半で店長をお願いされ、

当時は「少し早すぎるのでは・・・」という

不安もあったが、自身以外お店を

引き継げる者がいなく、小さい時から

慣れ親しんだ味で、お店を守りたいという

思いから、プレッシャーはあったものの

4代目店長を引き受ける事となった。

 

 

7月26日(木) パン作りの大変さ

普段は食パンとロールパンしか作らないが、

パンの専門学校に通っていたため

様々なパンの作り方には精通している。

専門学校では、最初の半年間は

食パンのみを作り続けるカリキュラムだったため

とてもためになったと感じている。

そこで材料一つ一つがどんな作用を

もたらすのかを理解することができた。

その他にも、専門学校で数え切れないほどの

種類のパンを作ったが、

中でもフランスパンを作るのにとても苦労し

「クープ」と呼ばれる表面の切れ目を入れる事が

難しく、その「クープ」次第でパンの味を左右する。

 

 

 

7月27日(金) 進化し続ける『ペリカン』

昨年夏に、浅草に『ペリカン』の食パンだけを

振る舞うカフェをオープン。

トーストだけでなく、ハムカツサンドやフルーツサンド

などのサンドイッチもあり、

開店当初からとても人気を集めている。

『ペリカン』は2代目の頃から売る商品は

変えていないものの、売り方は幾つか

試みていることがあり、

過去には宅配をしていた事もあった。

ただ、どの試みにも根底には

昔からのお客さんへのサービスにも手を抜かず

『ペリカン』美味しいパンをもっと広めたい

という思いがある。

 

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